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東証大幅高、日銀ＹＣＣ柔軟化も円安に傾く 長期金利は上昇
概要：３１日の東京株式市場で日経平均株価は大幅高となり、上げ幅は一時６００円を超えた。前週末に米株が上昇した流れを引き継ぎ反発して寄り付き、その後も為替が円安に傾いていることなどを好感している。
３１日の東京株式市場で日経平均株価は大幅高となり、上げ幅は一時６００円を超えた。前週末に米株が上昇した流れを引き継ぎ反発して寄り付き、その後も為替が円安に傾いていることなどを好感している。写真は２０２０年１０月、東京で撮影（２０２３年 ロイター/Issei Kato）
［東京 ３１日 ロイター］ - ３１日の東京株式市場で日経平均株価は大幅高となり、上げ幅は一時６００円を超えた。前週末に米株が上昇した流れを引き継ぎ反発して寄り付き、その後も為替が円安に傾いていることなどを好感している。
日銀が２８日に長短金利操作（イールドカーブ・コントロール、ＹＣＣ）の運用を柔軟化したことで長期金利は０．６０５％に上昇したものの、ドル／円は１４１円半ばまで上値を伸ばし、日経平均は７月４日以来の水準となる３万３４０２円まで買われた。
市場では「２８日の日銀会合直後は各市場で波乱となったが、徐々に落ち着いてきている。日銀はこれからも金融緩和を継続するとの解釈が広がっている」（国内証券ストラテジスト）との声が聞かれる。
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