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概要:米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は25日、今年の利益見通しを少なくとも10億ドル(約1410億円)引き上げた。この日発表された4-6月(第2四半期)決算は利益がアナリスト予想を上回った。大型で収益性が高いモデルを中心に米国での販売が予想以上に良好だったことが寄与した。
今年の金利・税引前利益予想120億-140億ドル、従来は最大130億ドル
4-6月期は売上高、利益いずれも市場予想上回る-米国販売が好調
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は25日、今年の利益見通しを少なくとも10億ドル(約1410億円)引き上げた。この日発表された4-6月(第2四半期)決算は利益がアナリスト予想を上回った。大型で収益性が高いモデルを中心に米国での販売が予想以上に良好だったことが寄与した。
投資家はGMの電気自動車(EV)計画の進展を望んでいるものの、ガソリンやディーゼル燃料のスポーツタイプ多目的車(SUV)やトラックなど従来車が同社に大きな利益をもたらしていることが示された。
GMは2023年の金利・税引前利益が120億-140億ドルと予想。従来予想では最大130億ドルだった。通期の1株当たり利益予想も7.15-8.15ドルと、これまでの最大7.35ドルから上方修正された。
今年の純利益見通しは93億-107億ドル。従来予想は84億-99億ドルだった。
4-6月売上高は448億ドルと、アナリスト予想の428億ドルを上回った。前年同期は358億ドルだった。調整後1株当たり利益は1.91ドル。市場予想は1.86ドルだった。
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