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概要:米銀ウェルズ・ファーゴの今年4-6月(第2四半期)のトレーディング・ディールメーキング市場シェアは3年半ぶり高水準となった。ウォール街でより手強いプレーヤーになることを目指すチャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)にとって重要な節目となった。
ウォール街での地位向上目指すシャーフCEOにとって重要な節目に
上位6行では最下位もシェアは5.7%と前年同期の4%から伸ばす
米銀ウェルズ・ファーゴの今年4-6月(第2四半期)のトレーディング・ディールメーキング市場シェアは3年半ぶり高水準となった。ウォール街でより手強いプレーヤーになることを目指すチャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)にとって重要な節目となった。
ウェルズ・ファーゴの米銀上位6行の間での資本市場シェアは4-6月期に5.7%と、シャーフ氏がCEOに就任した2019年10-12月(第4四半期)以来の高さとなった。前年同期は4%だった。ただ、シェアはなおJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス・グループ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、モルガン・スタンレー、シティグループを下回っている。
投資銀行業務と株式・債券の収入をいずれも大幅に伸ばしたのはウェルズ・ファーゴだけだった。
マイク・サントマッシモ最高財務責任者(CFO)は先週、4-6月期のトレーディングについて、「テクノロジーと人材への投資がもたらした恩恵を反映しており、このおかげでわれわれは顧客の商品イメージを広げ、さらなる取引フローを生み出すことができた」と述べていた。
またシャーフ氏とサントマッシモ氏はモルガン・スタンレーからジェフ・ホーガン氏を最近獲得し、企業の合併・買収(M&A)グローバル共同責任者に起用したこともプラスに働いたとした。
ウェルズ・ファーゴのチャーリー・シャーフCEO
シャーフ氏は一連の不祥事を乗り越えて利益率を引き上げる自身の計画の一環として、ウォール街でのウェルズ・ファーゴの地位向上を目指している。同氏は法人・投資銀行部門を自身直属の部門に分割することから着手した。同行は昨年、M&A助言で初めてトップ10に入った。
それでも4-6月の投資銀行・トレーディング収入でウェルズ・ファーゴは19億ドル(約2650億円)と、JPモルガンの86億ドルをなお大きく下回っており、さらなる成長余地があることは確かだ。
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