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概要:米銀JPモルガン・チェースのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は、6月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化により、米金融当局がリセッション(景気後退)を招くことなくインフレを沈静化するソフトランディング(軟着陸)を実現できる可能性が「わずかに」高まったとの認識を示した。
目先の景気後退リスク低い、軟着陸にはなお懐疑的ーJPモルガン
インフレ鈍化し金利下がれば、米中小型株に妙味-コラノビッチ氏
米銀JPモルガン・チェースのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は、6月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化により、米金融当局がリセッション(景気後退)を招くことなくインフレを沈静化するソフトランディング(軟着陸)を実現できる可能性が「わずかに」高まったとの認識を示した。
JPモルガンは、米経済が目先に景気後退入りする可能性は低いとみているが、リセッションを招くことなく景気を十分に冷やし、インフレ率が米金融当局の許容水準に戻るかについては懐疑的な姿勢を維持しているという。
コラノビッチは17日付のリポートで「7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では追加利上げが決まると引き続き予想しているが、CPIの下振れにより、ソフトランディング実現への狭い道筋がわずかに広がった」と指摘した。
また債券利回りの低下と企業決算が精彩を欠くリスクを理由に、米国株に比べて欧州株がアンダーパフォームするとの見方を改めて示した。
このほかインフレ率が2.5%まで鈍化し、金利が低下し始めれば、米国の中小型株には「かなりの上昇余地」が生まれる、とコラノビッチ氏は述べている。
コラノビッチ氏は、2022年に米株が大きく売られていた頃はウォール街でも特に楽観的な見通しを示していた。だが、今年の経済見通しの悪化を理由に悲観的な見方に転じ、昨年12月中旬、今年1月、3月、5月と株式配分を減らしている。
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