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概要:米国の大手銀行が融資でより多くの利益を得るに伴い、 預金者はいつ報われるのだろうかという疑問が浮上していた。それがついに始まりつつある。
米国の大手金融機関は預金金利引き上げを抑制していた
ウェルズ・ファーゴとJPモルガン、4-6月の支払利息は465%増
米国の大手銀行が融資でより多くの利益を得るに伴い、 預金者はいつ報われるのだろうかという疑問が浮上していた。それがついに始まりつつある。
14日の決算発表によると、ウェルズ・ファーゴとJPモルガン・チェースの4-6月(第2四半期)の支払利息はそれぞれ465%増えた。シティグループの幹部は、大口・小口の顧客に対しより多くの利息を支払わなければならなくなったと嘆いた。
シティのマーク・メーソン最高財務責任者(CFO)は電話会議で記者団に「我々は実際、支払う額を増やしている。「消費者も企業顧客も、預金についてきっちりと支払いを受けている」と語った。
バランスシートを見ると、預金者が他でより高いリターンを追求するのを防ぐために厳しい競争を強いられているのは、中小金融機関だけではないことがわかる。数カ月前、大手銀行には新たな預金が殺到した。多くの顧客が中小銀行を離れ、安全と思われる大手銀行に逃避したためだ。
しかし第2四半期末までにはウェルズ・ファーゴとシティの預金残高は3月末に比べ減少した。ファースト・リパブリック・バンク買収がなければJPモルガンでも減少していただろう。預金引き出しは無利息口座で最も顕著だった。
一部の幹部はこの傾向が続くと予想している。
JPモルガンのジェレミー・バーナムCFOは電話会見で投資家に対し「中心的な見方として引き続き、預金が全行で緩やかに減少すると考えている」と述べた。
米連邦準備制度は昨年、インフレ抑制のために積極的な利上げを行った。銀行は数カ月の間、貸出金利を引き上げる一方で預金金利を低く抑え、利上げの恩恵を享受してきた。
しかし、第2四半期には多くの金融機関が預金者を誘うため、譲渡性預金や高利回り口座で4%を超える金利を提供した。これにより業界には競争圧力がかかっている。
今のところ、大手銀行にとって貯蓄者に報いることはさほど苦痛ではない。JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、シティの3行はいずれも純金利収入の見通しを上方修正した。
ウェルズ・ファーゴのマイケル・サントマッシモCFOは電話会議でアナリストに対し「幾らかの追加資金流出を想定している。無利子預金から有利子預金への移行が進むだろう」と語った。
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