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概要:公的年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が7日発表した年度概況書によると、2022年度の収益率はプラス1.50%となった。プラス運用は3年連続で、23年3月末の積立金残高は200兆1328億円に膨らんだ。
7月7日、公的年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が発表した年度概況書によると、2022年度の収益率はプラス1.50%となった。写真はGPIFの看板。2018年11月、都内で撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 7日 ロイター] - 公的年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が7日発表した年度概況書によると、2022年度の収益率はプラス1.50%となった。プラス運用は3年連続で、23年3月末の積立金残高は200兆1328億円に膨らんだ。
年度末にかけて国内外の株価が戻り歩調で推移し、年度収益額は2兆9536億円のプラスに回復した。自主運用を始めた2001年度からの累積収益額は108兆3824億円と、2年続けて100兆円を超えた。
GPIFは「国内株式市場の上昇や円安などで年度ベースでプラス収益になった」としている。
主要資産のうち、国内外の株式が収益を押し上げた。債券は内外いずれも3月末にかけ持ち直したが、年度ベースではマイナス運用だった。保有比率は3月末時点で国内債券26.79%、外国債券24.39%、国内株式24.49%、外国株式24.32%となり、いずれも同法人が定める指針の範囲内に収まった。
直近の四半期では23年1―3月の運用収益率がプラス5.41%だった。5四半期ぶりのプラスに転じ、約20年ぶりに4四半期続いた赤字運用から脱した。収益額は10兆2788億円となった。
今年4月以降に為替が円安に振れたことを受け、足元で外貨建て資産の含み益はさらに膨らんだ可能性がある。4―6月の運用状況は8月4日に発表される。
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