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概要:ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(144.66/70円)からほぼ横ばいで推移し、午後3時時点は144.63/65円付近で取引されている。ドルは手掛かり材料難で動意に乏しく、22銭と狭い値幅での取引にとどまった。一方、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が利上げを見送ったことを受けて、豪ドルが対ドル、対円で軟調に推移した。
[東京 4日 ロイター] -
7月4日、ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(144.66/70円)からほぼ横ばいで推移し、午後3時時点は144.63/65円付近で取引されている。。写真は1ドル紙幣、2021年11月撮影(2023年 ロイター/Murad Sezer)
ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(144.66/70円)からほぼ横ばいで推移し、午後3時時点は144.63/65円付近で取引されている。ドルは手掛かり材料難で動意に乏しく、22銭と狭い値幅での取引にとどまった。一方、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が利上げを見送ったことを受けて、豪ドルが対ドル、対円で軟調に推移した。
ドルは仲値にかけて実需の売り買いが交錯。その後は日経平均株価が一時300円超下落したことからクロス円を中心に円買い圧力が強まり、ドルは弱含む場面もあった。きょうはこの後の米国市場が休場となることもあり、方向感が定まらず、144円半ばを中心とした推移にとどまった。
市場関係者によると、最近の取引レンジ上下で円買い介入を見越した注文が見られるという。「ドルの上値では介入による円急伸を待ち望むドル売りが、下値では介入後の切り返しを期待したドル買いが待ち構えている」と、外銀関係者は言う。
前日の海外市場では6月の米ISM製造業が20年5月以来の低水準となったことを受けて、ドル売り圧力が強まった。しかしその後、米金利の上昇に伴い、ドルの押し目買いが入るなど、底堅さを維持している。
ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感に加えて、ドル指数も横ばいでの推移にとどまっており、「ドルの上昇余地も乏しいことから、145円超えてさらに上方向を目指すのは難しい印象だ」と、あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏とみる。
楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏も「新しい材料がなければドルは一段高となりにくく、上値が重くなってきている」とした上で「オプション市場では円高に備えた動きもでてきている」と指摘する声も聞かれた。
豪ドル/円は96円前半で軟調。豪中銀が政策金利を据え置いたことを受けて、豪ドル売り圧力が強まった。先月にサプライズ利上げがあっただけに、一部で追加利上げに警戒していた向きがあったという。
市場からは「すでに4.5%程度の政策金利を市場は織り込んでいる。今後の経済指標次第で利上げの織り込みが進む、もしくは剥落する可能性があり、豪ドルは上下に振れやすくなるだろう」(国内銀のストラテジスト)との声が聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 144.63/65 1.0893/97 157.58/62
午前9時現在 144.59/61 1.0911/15 157.79/83
NY午後5時 144.66/70 1.0911/13 157.88/92
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