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概要:モルト(麦芽)製造で世界第4位の豪ユナイテッド・モルト・グループ(UMG)は3日、仏農業大手インビボ傘下のモルテリーズ・スフレによる総額15億豪ドル(9億9900万米ドル)の買収案に合意したと発表した。
モルト(麦芽)製造で世界第4位の豪ユナイテッド・モルト・グループ(UMG)は7月3日、仏農業大手インビボ傘下のモルテリーズ・スフレによる総額15億豪ドル(9億9900万米ドル)の買収案に合意したと発表した。写真はインビボのロゴ。パリ本社で2021年12月撮影(2023年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[3日 ロイター] - モルト(麦芽)製造で世界第4位の豪ユナイテッド・モルト・グループ(UMG)は3日、仏農業大手インビボ傘下のモルテリーズ・スフレによる総額15億豪ドル(9億9900万米ドル)の買収案に合意したと発表した。
買収によりインビボは麦芽製造で世界最大手となり、麦芽事業の規模を2倍にする計画を3年前倒しで達成することになる。インビボの最高経営責任者(CEO)が今年3月に買収提案を初めて公表した際、ロイターに話していた。
1株当たりの買収価格は5豪ドルで、買収案公表前の3月24日時点のUMGの終値(3.44豪ドル)に45.3%上乗せした水準。
買収実現には、豪外国投資審査委員会(FIRB)やUMG株主なの承認を得る必要がある。
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