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概要:午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円15銭安の3万3058円99銭と、反落した。四半期末や週末を意識した利益確定売りが優勢で、特に前日に上昇していたハイテク銘柄を中心に売られ、指数の重しとなった。
6月30日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円15銭安の3万3058円99銭と、反落した。写真は都内で2018年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
[東京 30日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円15銭安の3万3058円99銭と、反落した。四半期末や週末を意識した利益確定売りが優勢で、特に前日に上昇していたハイテク銘柄を中心に売られ、指数の重しとなった。
日経平均は156円安と売り先行でスタートし、その後も下げ幅を広げ一時315円安の3万2918円77銭まで下落した。主要の半導体関連銘柄や電子部品などのハイテク株に売りが出た。ただ、売りが一巡すると日経平均下げ幅を縮小し、前引け終盤にかけてはもみ合う展開が続いた。
市場では「きょうは四半期末で年金基金のリバランス(資産の再分配)の売りが出ると予想され、なかなか買が入りづらい」(岩井コスモ証券の投資調査部部長・有沢正一氏)との声が聞かれる。ただ、日本株を取り巻くファンダメンタルズが変わっているわけではないとして、利益確定売りが一巡した後は、底堅い展開を見込む声も聞かれる。
有沢氏は、7月以降は本格化する企業の決算を手掛かりに、「(決算内容が)期待通り堅調であれば、日本株は一段高の流れになりそうだ」とみる。
また、ドル/円が7カ月半ぶりに一時145円台に乗せるなど円安基調が続く中、「輸出株の一部がしっかりと推移している」(国内証券・ストラテジスト)との声も聞かれた。
TOPIXは0.75%安の2279.00ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6742億2700万円だった。東証33業種では、海運、鉄鋼、繊維の3業種が値上がり。その他製品、陸運、サービスなど30業種は値下がりした。
個別では、高島屋が一時8%高となるなど堅調。前日に業績予想の引き上げを発表し、好感された。
一方、東京エレクトロン、信越化学工業は軟調だった。主力のトヨタ自動車は小幅安、指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅高だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが399銘柄(21%)、値下がりは1367銘柄(74%)、変わらずは67銘柄(3%)だった。
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