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概要:欧州連合(EU)統計局が30日発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年同月比5.5%上昇し3カ月連続で伸びが縮小した。エネルギー価格が大幅に下落したほか食品価格の上昇が鈍化した。
EU統計局が30日発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年同月比5.5%上昇し3カ月連続で伸びが縮小した。写真はフランス南部ニースのスーパーマーケットで2022年8月撮影(2023年 ロイター/Eric Gaillard)
[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が30日発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年同月比5.5%上昇し3カ月連続で伸びが縮小した。エネルギー価格が大幅に下落したほか食品価格の上昇が鈍化した。
エコノミストの予想をわずかに下回った。5月は6.1%の上昇だった。国別ではドイツだけが前月を上回る伸びとなった。
エネルギーと食品を除くコアインフレ率は6.8%で、前月の6.9%から小幅な縮小にとどまった。
サービス価格のみ伸びが拡大し、5.0%から5.4%へ加速した。借り入れコストの上昇にもかかわらず、消費が依然として底堅いことが示された。
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