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概要:欧州連合(EU)統計局が30日発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年同月比5.5%上昇し3カ月連続で伸びが縮小した。
[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が30日発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年同月比5.5%上昇し3カ月連続で伸びが縮小した。
EU統計局が30日発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年同月比5.5%上昇し3カ月連続で伸びが縮小した。
エネルギー価格が大幅に下落したほか食品価格の上昇が鈍化し、サービス価格の上昇を相殺した。
6月のコア指数はわずかな低下にとどまっており、欧州中央銀行(ECB)の利上げ方針への影響はないとみられる。
エコノミストの予想をわずかに下回った。5月は6.1%の上昇だった。国別ではドイツだけが前月を上回る伸びとなった。
ピクテ・ウェルス・マネジメントのマクロ経済調査を統括するフレデリック・デュクロゼ氏は「インフレ率は依然として高く粘り強いが、勢いは緩やかになっている」と述べた。
エネルギーと食品を除くコアインフレ率は6.8%と、前月の6.9%から小幅な縮小にとどまり、ECBが期待する持続的な低下には程遠い。
DWSの欧州担当エコノミスト、ウルリケ・カステンス氏は「コア金利は今後数カ月、5%を大きく上回る可能性が高い」と述べ、ECBは一段の利上げが必要になるとの見方を示した。
サービス価格のみ伸びが拡大し、5.0%から5.4%へ加速した。借り入れコストの上昇にもかかわらず、消費が依然として底堅いことが示された。
6月の総合インフレ率は、スペインとベルギーで1.6%、ルクセンブルクは1.0%まで低下した。一方スロバキアでは11.3%と2桁の伸びが続いており、バルト諸国もこれに近い水準となっている。
ドイツは前月の6.3%から6.8%に加速した。昨年夏に実施した鉄道利用への大規模な補助が打ち切られたことが一因。
エジソングループのリサーチディレクター、ニール・シャー氏は、EU内でインフレ格差が広がり始めているため、ECBは対応が難しくなっていると指摘した。
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