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概要:米アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレ率を2%目標へと引き下げる上で金融当局は既に十分な措置を講じたと改めて指摘。政策金利を据え置く論拠があると、ハト派寄りの認識を示した。
2023年6月23日 23:01 JST
現在の政策金利水準、インフレを目標に戻すのに十分な可能性
追加利上げの必要性を巡り今後「活発な」議論が行われるだろう
アトランタ連銀のボスティック総裁
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
ボスティック総裁は23日、ジョージア大学のテリー経営大学院が主催したアトランタでのイベントで講演。「政策金利は5-5.25%だ。適度に景気抑制的な水準であり、現在の状況から見て、インフレ率を2%目標へと戻すのに十分な可能性がある」と発言。「現在得られている情報には満足しており、今の水準を年内、そして来年に入っても長く据え置くことに違和感はない」と語った。
引き締め継続の必要性を訴える政策当局者が多い中、ボスティック総裁は辛抱強さを求めるハト派寄りの当局者の1人として存在感を表してきている。
最新のドット・プロット(金利予測分布図)
出所:FRB
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は今週の議会証言で、6月のFOMC会合では政策金利を据え置いたものの、経済成長を減速させ、物価圧力を抑制するため、金利は上昇する必要があるとの見解を示した。年内に0.25ポイントの利上げがあと2回行われるとのFOMC参加者の予測については、米経済がほぼ予想通りのパフォーマンスなら、実際にそうなる可能性を「極めて的確に反映した推測だ」と説明した。
ボスティック総裁はこのドット・プロット(金利予測分布図)について、「非常に活発な議論が行われるだろう」とし、「情勢についての情報とガイダンスがさらに増えるにつれ、今後数カ月にわたって議論が続けられると考えている」と述べた。
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