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概要:米国株のショートポジションは1000億ドル(約14兆2000億円)余りの含み損を抱えているが、空売り投資家はポジションをさらに積み増している。
米国株のショートポジションは1000億ドル(約14兆2000億円)余りの含み損を抱えているが、空売り投資家はポジションをさらに積み増している。
S3パートナーズのデータによると、米国株ショートの建玉は今月一時、1兆ドル相当を突破し、2022年4月以来の高水準に達した。S&P500種株価指数は21日まで3営業日続落したものの、月初来では上昇している。
売り持ち増加は一部のトレーダーが年初来で約14%上げているS&P500種の勢いが息切れすると予想していることを示す。これらトレーダーは巨額の損失を被る可能性に直面しながらも、相場の反転を待っている。こうしたポジションの含み損は現時点で1010億ドル程度だとS3は分析している。
B・ライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、アーサー・ホーガン氏は、相場が上昇するにつれ悲観が強まっていると指摘。同氏によれば、弱気センチメントの広がりこそが相場を支える原動力となり得る。
株価上昇が続けば空売り投資家はショートポジションを解消するために株を買い戻さざるを得ない。これがさらに株価を押し上げるとの見立てだ。
米連邦準備制度の積極的な利上げがリセッション(景気後退)をもたらすとの懸念にもかかわらず、米国株は今年上昇してきたが、21日は一段の利上げが必要とのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言でS&P500種など主要な米株価指数が下落した。
今後の方向については、ウォール街で見方が分かれている。年初からの力強いパフォーマンスを見ると強気派が優勢に見えるが、弱気派は株安に向かっていると主張している。
空売りの多い個別銘柄はテスラやアップル、マイクロソフト、エヌビディアなどで、人工知能(AI))ブームに乗ったテクノロジー株の上昇が近く失速するとの見通しを反映。含み損が大きく膨らんでいるにもかかわらず空売り投資家が、ポジションを積み増している。
S3によると、テスラ株の空売りポジションは260億ドル相当に上り、テスラ株が今年に入り倍以上の水準に値上がりしていることから含み損も140億ドルを超えた。それでも、投資家がショートポジションを解消する兆候はほとんど見られない。
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