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概要:午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準とほぼ変わらずの141円後半で取引されている。主要通貨は総じて小動きだったものの、利上げ加速観測を背景に、英ポンド/円などクロス円は高値圏で底堅い動きとなった。
[東京 22日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準とほぼ変わらずの141円後半で取引されている。主要通貨は総じて小動きだったものの、利上げ加速観測を背景に、英ポンド/円などクロス円は高値圏で底堅い動きとなった。
6月22日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準とほぼ変わらずの141円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2009年11月撮影(2023年 ロイター/Rick Wilking)
ドルは141円半ばから後半の狭いレンジ内を推移した。前日海外では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて米金利が低下し、主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数が1カ月ぶり安値圏へ下落したものの、この日は下げが一服となった。
注目を集めたのは英ポンド。180円後半と今月19日につけた7年半ぶり高値の182円前半から小幅下落した水準で強含みが続いた。英国ではきょう中銀会合が行われるが、前日に発表された消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、市場では直前になって、0.5%の大幅利上げを予想する声が増えている。
ただ、英中銀は前回会合まで12回連続で利上げを実施し、政策金利はすでに4.50%と2008年以来の水準へ達している。一方で、5月のエネルギー・食品・アルコール・たばこを除くコアインフレ率は7.1%と、1992年以来の高水準に到達した。参加者の間では「スタグフレーションへの懸念が高まってきた」(外銀)と警戒する声も出ていた。
きょうはスイスやノルウェーなどでも中銀会合が行われる。ともに事前の利上げ予想は0.25%だが、英国に限らずインフレの高止まりが続く中、予想外の大幅利上げが行われる可能性があるとの見方は少なくない。
主要各国で利上げが予想以上に加速すれば、大規模緩和を堅持する日本とのコントラストは一段と鮮明になる。「金利差拡大に着目した円売りが、対ドル以外でもさらに加速する公算が高まる」(FX関係者)との見通しも聞かれる。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 141.78/80 1.0983/87 155.75/79
午前9時現在 141.68/70 1.0989/93 155.72/76
NY午後5時 141.88/89 1.0984/88 155.86/90
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