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概要:UBSが世界の中央銀行約40行の外貨準備運用担当者を対象に実施した年次調査によると、ほぼ全ての中銀は通貨の多極化が今後数年で一段と進むと予想、半数近くの中銀が外貨準備も通貨の多極化を反映した構成になると答えた。
6月22日 UBSが世界の中央銀行約40行の外貨準備運用担当者を対象に実施した年次調査によると、ほぼ全ての中銀は通貨の多極化が今後数年で一段と進むと予想、半数近くの中銀が外貨準備も通貨の多極化を反映した構成になると答えた。写真は2016年1月に撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
[22日 ロイター] - UBSが世界の中央銀行約40行の外貨準備運用担当者を対象に実施した年次調査によると、ほぼ全ての中銀は通貨の多極化が今後数年で一段と進むと予想、半数近くの中銀が外貨準備も通貨の多極化を反映した構成になると答えた。
ただ、人民元に対する関心は低下しているという。
今後5年で外貨準備を多様化し、ドル、ユーロ、元を中心とする多極化体制をさらに進めると回答した中銀は全体の48%。
ユーロは今後5年間、地政学・マクロ経済の変化で最も恩恵を受けるとみられている。ただ、過去1年間で減らしたとの回答が最も多かった通貨もユーロだった。
外貨準備に占めるドルの比率は平均で56%と、昨年の63%から低下。ただ、ドルは地政学・マクロ経済の変化で2番目に恩恵を受けるとみられている。
人民元に投資している、もしくは投資を検討している中銀は全体の72%で、昨年の85%から低下。全体の47%は米国との対立で元の国際化が遅れるとの見方を示した。
外貨準備に占める今後10年間の人民元の目標配分比率は平均5.2%と、昨年の5.8%から低下した。
中銀は円のほか、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドルなど資源国通貨をさらに増やす計画という。
UBSアセット・マネジメントの戦略・助言(ソブリン機関)担当ヘッド、マックス・カステリ氏は、主要な準備通貨としてのドルの緩やかな衰退が続いているが「これはドル離れの動きではなく、他通貨への緩やかな分散と言える」と指摘した。
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