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概要:米農務省から培養鶏肉の商業販売で認可を得たと、イート・ジャストとアップサイド・フーズが21日発表した。世界で150社余りが計30億ドル(約4300億円)近い資金を調達している培養肉・魚肉業界にとって、歴史的な一歩となる。
ワシントンとサンフランシスコのレストランで培養鶏肉を提供へ
イート・ジャストは2020年からシンガポールで培養鶏肉を販売
米農務省から培養鶏肉の商業販売で認可を得たと、イート・ジャストとアップサイド・フーズが21日発表した。世界で150社余りが計30億ドル(約4300億円)近い資金を調達している培養肉・魚肉業界にとって、歴史的な一歩となる。
いずれも米企業のイート・ジャストとアップサイドは、商品販売ラベルに対する個別の承認や米食品医薬品局(FDA)が両社製品の安全性を巡る結論に疑義がないことを確認する書簡など、これまでも商業販売に向けた障害をクリアしてきたが、一般消費者が米国で培養肉を購入できることを意味するものではなかった。
農務省から認可を受けた両社は、すでに販売に向けて生産を開始していると説明。 イート・ジャストはシェフのホセ・アンドレス氏がオーナーを務めるワシントンのレストランで、アップサイドはシェフのドミニク・クレン氏がサンフランシスコで経営するレストラン「バー・クレン」で培養鶏肉を販売する予定だ。
イート・ジャストの培養肉部門グッド・ミートは現在、2つの施設で販売用培養肉の生産を始めることができる。カリフォルニア州アラメダ本社にある実証プラントと、生産を委託したジョイン・バイオロジクスが農務省から検査証を受けた。アップサイドも検査証を得ており、カリフォルニア州エメリービルのイノベーションセンターで商業生産を開始することが可能だ。
イート・ジャストは2020年からシンガポールで少量の培養鶏肉を販売しており、一般向けに培養鶏肉を提供している世界で唯一の企業。ジョシュ・テトリック最高経営責任者(CEO)は発表文で、「FDAと農務省が今回の歴史的な規制プロセスにおいて示した厳正さと配慮に感謝する」とコメントした。
また、アップサイドのユマ・バレティCEOは別の発表資料で、「選択肢と生命を保つ持続可能な未来への大きな一歩だ」と表明。ただ、培養肉業界はなお規模や設備・素材の入手、全体的な経済効率の低さなどで課題を抱えている。
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