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概要:[ベルリン/ストックホルム 19日 ロイター] - 米半導体大手インテルは欧州での事業拡大の一環として、ドイツ東部ザクセン・アンハルト州のマグデブルクに300億ユーロ(330億ドル)を超える資金を投じて2カ所に半導体製造工場を建設する。
米半導体大手インテルは欧州での事業拡大の一環として、ドイツ東部ザクセン・アンハルト州のマグデブルクに300億ユーロ(330億ドル)を超える資金を投じて半導体製造工場を建設する。
[ベルリン/ストックホルム 19日 ロイター] - 米半導体大手インテルは欧州での事業拡大の一環として、ドイツ東部ザクセン・アンハルト州のマグデブルクに300億ユーロ(330億ドル)を超える資金を投じて2カ所に半導体製造工場を建設する。
契約に署名したドイツのショルツ首相は19日、インテルの投資はドイツにとって過去最大の外国からの投資になると指摘。関係筋によると、ドイツ政府は約100億ユーロの補助金についてインテルと合意した。
インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は「活気に満ちた持続可能な最先端半導体産業」が実現することについて、独政府とザクセン・アンハルト州政府に感謝すると表明。ショルツ首相は「今回の合意はハイテク分野の製造拠点としてのドイツにとって重要な一歩になる」とし、「この投資により技術的に世界最高水準に追いつき、半導体の開発・製造能力が拡大する」と述べた。
インテルによると、マグデブルクに建設される最初の施設は、欧州委員会による補助金の承認から4─5年後に稼働開始。インテルは約3000人のハイテク要員を雇用するとしている。
インテルは16日にポーランドに46億ドルの半導体製造工場を建設する計画を発表。18日にはイスラエルに250億ドルを投じて工場を建設すると発表しており、今回のドイツへの投資はインテルにとって過去4日間で3つ目の大きな投資案件となる。
ドイツ政府は半導体受託製造大手の台湾積体電路製造(TSMC)のほか、スウェーデンのリチウムイオン電池メーカー、ノースボルトなどに対してもドイツ国内に製造拠点を設けるよう働きかけている。
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