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概要:午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比18円52銭高の3万3724円60銭と、小幅に続伸した。足元の株高を主導していたハイテク株や大型株に利益確定売りが出て相場の重しとなった一方、押し目買いも流入し、日経平均の下値を支えた。
午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比18円52銭高の3万3724円60銭と、小幅に続伸した。
[東京 19日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比18円52銭高の3万3724円60銭と、小幅に続伸した。足元の株高を主導していたハイテク株や大型株に利益確定売りが出て相場の重しとなった一方、押し目買いも流入し、日経平均の下値を支えた。
日経平均は62円高と小幅高でスタート。寄り付きは3万3772円89銭で、年初来高値を更新したが、わずかしか上回れずに上値の重さが意識された。その後は小幅安に転じ、一時200円以上下げる場面もあった。半導体関連や主力銘柄が軟調で指数を押し下げたが、下落局面では押し目買いも入り、前引けにかけては再びプラス圏に浮上した。
市場では、日米の中銀イベントを通過し、目先は目新しい材料が出る可能性は低いとの見方で上値が重くなったとの声もある。
T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は内閣支持率の低下に加え、16日の日銀会合後の記者会見で、植田和男総裁がイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正について「ある程度のサプライズはやむを得ない」と語った点も相場の重しになっているのではないかと話す。日銀の緩和姿勢継続は株価の支援材料となるものの、先々の政策修正への懸念は今後もくすぶるという。
浪岡氏は目先1カ月程度の日経平均について、「国内機関投資家のリバランスの売りなど需給面の要因で、下方向のリスクが大きい」として、下値めどとしては3万円台前半を想定していると話した。
TOPIXは0.16%高の2303.95ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆8011億5200万円だった。東証33業種では、パルプ・紙、保険、銀行など19業種が値上がり。海運、非鉄金属、輸送用機器など12業種は値下がりし、繊維、倉庫・運輸関連は変わらずだった。
個別では、東京エレクトロンやアドバンテスト、レーザーテックなど半導体関連株が軟調に推移した。
一方、18日にブラジルの航空機メーカー、エンブラエルと航空産業受けの電気駆動システムに関する合弁会社を設立すると発表したニデックは2.2%高としっかりで、年初来高値を更新した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1207銘柄(65%)、値下がりが553銘柄(30%)、変わらずが73銘柄(3%)だった。
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