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原油価格は下落、需要懸念が重し 2週続落の見通し
概要：[東京 ９日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。需要を巡る懸念が重しとなり、供給タイト化見通しを相殺している。
アジア時間の原油先物は下落。需要を巡る懸念が重しとなり、供給タイト化見通しを相殺している。写真は２０２２年８月、ロシアのナホトカで撮影（２０２３年 ロイター/Tatiana Meel）
[東京 ９日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。需要を巡る懸念が重しとなり、供給タイト化見通しを相殺している。
００５８ＧＭＴ（日本時間午前９時５８分）時点で、北海ブレント先物は０．３６ドル（０．５％）安の１バレル＝７５．６０ドル、米ＷＴＩ原油先物は０．３３ドル（０．５％）安の７０．９６ドル。
イラン核合意再建を巡り、米国とイランが合意に近づいているとの報道を受けて前日にはともに約１ドル下落していた。一時３ドル超値下がりする場面もあったが、両国が報道を否定したことから下げ幅を縮小した。
週間では約１％下げている。２週連続の下落となる見通し。
楽天証券の吉田哲コモディティアナリストは、市場は依然として米イラン核合意に懐疑的なようだと指摘した。
また、価格には需給を巡り上下両方向の圧力がかかっているとし、ＷＴＩ原油先物は短期的に７０ドルを挟んで上下３ドル程度のレンジで推移するとの見方を示した。
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