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概要:オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日の政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を3.85%から4.1%に引き上げることを決定した。4月にいったん停止後、5月に続き0.25ポイントの利上げを今月も継続し、インフレ高止まりや労働コスト上昇を背景に一定の追加引き締めがあり得ると示唆した。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日の政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を3.85%から4.1%に引き上げることを決定した。4月にいったん停止後、5月に続き0.25ポイントの利上げを今月も継続し、インフレ高止まりや労働コスト上昇を背景に一定の追加引き締めがあり得ると示唆した。
今回の追加利上げに伴い、オフィシャル・キャッシュレートの誘導目標は2012年4月以降で最も高くなった。昨年5月以降の利上げ幅は4ポイントに達した。
豪中銀の予想外の決定を受け、豪ドルの対米ドル相場は一時0.8%上昇し、1豪ドル=0.6671米ドル。豪州株の指標ASX200指数は下げを拡大し、一時1.1%安。豪州3年債利回りは一時11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げ、 3.67%を付けた。
ロウ総裁は声明で、「インフレ率はピークを過ぎたが、なお高過ぎる」とした上で、「適正な時間枠でインフレ率を確実に目標に戻すには、金融政策の一定の追加引き締めが必要かもしれない」との認識を示した。
さらに「特に経済の生産余力が限られ、失業率がなお非常に低い状況を考えれば、高インフレ持続の期待が物価と賃金の両方にとって、より大幅な押し上げ要因になるリスクを政策委員会は引き続き警戒する」と説明した。
ブルームバーグが調査したエコノミスト人30人中20人が政策金利の据え置き、10人が0.25ポイントの利上げを予想していた。
豪中銀の声明の主な内容は次の通り。
労働市場の状況は緩和されたが、引き続き極めてタイト
単位労働コストが勢いよく上昇している
CPIの上振れリスクを最近のデータが示唆
CPIを目標に戻す決意、必要な対応を取る
利上げはCPIが目標に戻るという信頼感提供を目指す
高いインフレ期待のリスクを警戒
追加引き締めはインフレと景気の動向次第
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