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概要:今週の東京株式市場は、一進一退の展開が想定されている。足元で日本株は急ピッチで上昇してきたこともあり、3万1500円近辺では利益確定売りなどが出て、上値を抑えるとみられている。一方、週後半に発表される5月の景気ウオッチャー調査などで内需の強さが再確認されれば、日本株の支えとなる見込み。
[東京 5日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、一進一退の展開が想定されている。足元で日本株は急ピッチで上昇してきたこともあり、3万1500円近辺では利益確定売りなどが出て、上値を抑えるとみられている。一方、週後半に発表される5月の景気ウオッチャー調査などで内需の強さが再確認されれば、日本株の支えとなる見込み。
今週の東京株式市場は、一進一退の展開が想定されている。足元で日本株は急ピッチで上昇してきたこともあり、3万1500円近辺では利益確定売りなどが出て、上値を抑えるとみられている。写真は東京証券取引所で2015年7月撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)
日経平均の予想レンジは3万1200円―3万2200円。
<ブーケ・ド・フルーレット 代表 馬渕治好氏>
「日本株はいったん下振れするとみている。市場関係者からは、短期筋の買いが中心で長期筋が本格的に動いている感じはないとの声が聞かれる。短期の買いが一巡し、足元の株高を支えてきた円安が一服した場合、日経平均は3万1000円を割るとみている。
米経済の減速やドイツのテクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)、中国景気も期待したほど良くないなど、世界的な景気の冷え込みがじわじわと日本市場の重しとなってくるだろう。
一方、日本の内需は悪くはない。8日には1ー3月期のGDP(国内総生産)の2次速報や5月の景気ウオッチャー調査が発表されるが、国内経済の堅調さが再確認されれば、株価の下支えとなるだろう。ただ、上振れしたとしても3万2200円程度とみている」
<岩井コスモ証券 投資情報センター長 林卓郎氏>
「米債務上限問題や月末の需給要因などで、日本株も下押しされる場面があったが、切り返してきたので、過熱感はあるものの、じり高の展開を想定している。出遅れている割安株(バリュー株)や内需株などに、循環的な買いが入っているので、物色面でも地合いは悪くない。
目立った経済指標の発表はないものの、9日にはSQ(特別清算指数)を控えているので、売り買いが交錯し、短期的に大きな値動きがあってもおかしくはない。
ドル/円はあまり動かないとみているが、仮に円高に振れた場合は、利食いの売りのきっかけとなるだろう。ただ、そうした利益確定の売りをこなしながら、徐々に値を上げていくとみている」
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