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概要:午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比19円33銭安の2万8638円24銭と、小幅に反落した。米景気懸念がくすぶる中、短期的な過熱感から利益確定売りが強まった。一方、半導体関連株がしっかりと推移し指数の押し上げに寄与。取引時間中の年初来高値を更新する場面もあった。
午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比19円33銭安の2万8638円24銭と、小幅に反落した。
[東京 21日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比19円33銭安の2万8638円24銭と、小幅に反落した。米景気懸念がくすぶる中、短期的な過熱感から利益確定売りが強まった。一方、半導体関連株がしっかりと推移し指数の押し上げに寄与。取引時間中の年初来高値を更新する場面もあった。
日経平均は67円安で寄り付いた後、いったん107円安まで下げを深めた。米国で低調な企業決算が嫌気され株安となった流れを嫌気して売りが先行した。米フィラデルフィア地区連銀が20日発表した4月の製造業業況指数がマイナス31.3と約3年ぶりの低水準を付け、米景気懸念が重しになった。
売り一巡後は切り返し、プラスに浮上。ディスコの好決算を受けた連れ高や政策期待が後押しとなって、半導体関連株が総じて堅調に推移して指数を押し上げた。一時120円高の2万8778円37銭に上昇し、3月9日につけた取引時間中の年初来高値を更新した。ただ、上昇の勢いは長続きせず、日経平均は再び小幅マイナスに押し返された。
市場では「昨年来、2万8000円台後半で何度も上値を抑えられており、壁になっている。過熱感もあり、年初来高値を取ったことでいったんスピード調整」(三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジスト)との声が出ていた。
一方、国内経済再開(リオープン)への期待感や東証による低PBR企業への改善要請、米著名投資家バフェット氏の強気な見方、海外勢の見直し買いへの思惑もあり「下値を徐々に切り上げていくのではないか」(石金氏)との見方も聞かれた。
TOPIXは0.06%安の2038.45ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆2898億3900万円だった。東証33業種では、値上がりは機械や電気・ガス、金属製品など16業種で、値下がりは銀行や鉱業、保険など17業種だった。
みずほFGや第一生命HLDGは軟調。INPEXはさえなかった。一方、東京エレクトロンやアドバンテストがしっかり。東証プライム市場に新規上場した楽天銀行の初値は公開価格を32.5%上回る1856円となった。その後、初値を上回る1949円で前場の取引を終えた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが953銘柄(51%)、値下がりは742銘柄(40%)、変わらずは140銘柄(7%)だった。
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