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概要:19日の米株式相場はもみ合い。S&P500種株価指数はわずかに下げ、3日ぶり反落となった。市場では企業決算が引き続き意識されたほか、米金融政策の次の動きに関するシグナルを得ようとする姿勢も続いた。
19日の米株式相場はもみ合い。S&P500種株価指数はわずかに下げ、3日ぶり反落となった。市場では企業決算が引き続き意識されたほか、米金融政策の次の動きに関するシグナルを得ようとする姿勢も続いた。
株式 | 終値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
S&P500種株価指数 | 4154.52 | -0.35 | -0.01% |
ダウ工業株30種平均 | 33897.01 | -79.62 | -0.23% |
ナスダック総合指数 | 12157.23 | 3.82 | 0.03% |
シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は16付近と、2021年11月以来の低水準に下げた。
個別銘柄ではモルガン・スタンレーが上昇。同行の1-3月(第1四半期)は、ウェルスマネジメント部門の収入が市場予想を上回った。一方で純利益は減少した。地銀のウェスタン・アライアンス・バンコープも上昇。同行の1-3月の利益は予想を上回り、預金を巡る状況の改善も示された。
モルガン・スタンレー、1-3月は20%減益-貸倒引当金が急増 (1)
米地銀ウェスタン・アライアンス、予想上回る純利益-株価上昇
通常取引終了後の時間外取引ではテスラが下落。引け後に発表した1-3月利益は市場予想を下回った。一方、利益が予想を上回ったIBMは上昇。
EPウェルス・アドバイザーズのポートフォリオ戦略担当マネジングディレクター、アダム・フィリップス氏は「総じて銀行決算が懸念されていたより良い内容だった場合、米連邦公開市場委員会(FOMC)にとっては5月会合における0.25ポイント追加利上げへのゴーサインとなり得る」と指摘した。
この日公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米経済活動がここ数週間に足踏み状態にあると指摘。雇用とインフレが減速し、与信が減ったとも記された。今回の報告は、シリコンバレー銀行(SVB)破綻直前の3月8日に公表された前回のベージュブックよりもトーンが弱まった。
米地区連銀報告:経済活動は数週間、足踏み状態-インフレは減速 (1)
米国債
米国債は軟調。ただ長期債は下げを埋めた。金融政策に敏感な2年債は下落し、利回りは4.2%を上回った。
国債 | 直近値 | 前営業日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 3.78% | -1.1 | -0.29% |
米10年債利回り | 3.59% | 1.1 | 0.32% |
米2年債利回り | 4.24% | 4.7 | 1.12% |
米東部時間 | 16時46分 |
外為
外国為替市場ではドルが上昇。市場では企業決算と米連邦債務上限の引き上げ案が意識された。ポンドも値上がり。英国の3月の消費者物価指数(CPI)が予想以上の伸びとなり、イングランド銀行(英中央銀行)が向こう数カ月に追加利上げを実施するとの見方が強まった。
英インフレ率、3月も2桁台の10.1%-追加利上げ観測強まる (1)
BBVAのG10為替戦略責任者、ロベルト・コボ・ガルシア氏は「CPIデータは英国のインフレの炎にさらに油を注いだ格好で、イングランド銀は追加の引き締め継続を強いられるだろう」と指摘。「これで0.25ポイント利上げは確実だ。ターミナルレートに関して市場が織り込む水準は、一段と上昇する可能性がある」と述べた。
為替 | 直近値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
ブルームバーグ・ドル指数 | 1226.82 | 2.56 | 0.21% |
ドル/円 | ¥134.68 | ¥0.56 | 0.42% |
ユーロ/ドル | $1.0955 | -$0.17 | -0.15% |
米東部時間 | 16時46分 |
ドルは対円で上昇し、1ドル=134円台後半。欧州時間には一時135円13銭を付けた。日本銀行が来週開く金融政策決定会合では、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を修正することへの慎重な意見が行内に広がっているとの報道に反応した。
4月決定会合でのYCC修正、日銀内で慎重な意見広がる-関係者
原油
ニューヨーク原油先物相場は反落。米原油在庫は減少したものの、需要懸念を払拭するまでには至らなかった。ドルの堅調な値動きや金融市場全般のリスクオフの動きにも押され、WTI原油は1バレル=80ドルを割り込んだ。
市場では需要への不安が再び強まっており、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の減産による影響を鈍らせている。
サクソバンクの商品戦略責任者、オレ・ハンセン氏は金相場の動きについて「数週間にわたる力強い買いの後の典型的なロングスクイーズ」だと指摘。次のテクニカル上の支持線は1オンス1955-1960ドルになるとの見方を示した。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は12.40ドル(0.6%)安い2007.30ドルで引けた。
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