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概要:欧州中央銀行(ECB)チーフエコノミストのレーン理事は来月の追加利上げは適切との見解を示し、その規模は今後数週間で入手するデータに基づいて判断すると述べた。
2023年4月19日 2:57 JST
インフレ動向など詳細な情報必要-ブルームバーグのインタビューで
ピーク水準でしばらく据え置いた後に正常に戻す公算-レーン氏
欧州中央銀行(ECB)チーフエコノミストのレーン理事は来月の追加利上げは適切との見解を示し、その規模は今後数週間で入手するデータに基づいて判断すると述べた。
金融セクターの緊張や供給目詰まり、エネルギー価格高騰はいずれも緩和したとレーン理事は指摘。その上で、銀行融資の四半期調査で示される具体的な信用の伸びや、インフレに関するいっそう詳細な情報が必要だとした。
18日にブルームバーグのインタビューに応じた同理事は「2週間後に会合を控えた現段階では、実際のところ5月に政策金利を引き上げる必要があるというのが基本シナリオだと考えている」と述べ、「正確に何をするかについては、決定までデータが出そろうのを待つつもりだ」と続けた。
ECBは5~7月に0.75ポイント利上げ、金利3.75%でピーク-調査
インタビューに答えるレーン理事
Markets: European Close.
ECB政策委員会メンバーは、5月3ー4日の次回会合で再び利上げすべきだとの認識で幅広く一致している。問題は最近の0.5ポイントでのペースを継続するのか、0.25ポイントに減速するのかだ。
5月の政策判断がその後の動きに関する手がかりになるのかとの問いには、「まずは5月会合で何をするかに集中しようではないか。6月をどうするかは、現時点から6月までのデータ内容によって本質的に大きく左右される」と語った。
現在3%の中銀預金金利がピーク水準でどれだけ長く据え置かれるかについては、当局者が現在予測しているようにインフレ率が2%へ低下し、ユーロ圏がリセッション(景気後退)を回避するというシナリオの下では、長期にわたる公算が大きいとの認識を示した。
レーン氏は「金利をしばらくの間、高い水準で維持することが適切だろう。正常へ戻すのはその後になる」と述べた。
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