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概要:[13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の銀行向け融資は依然として高水準にあるものの、13日公表のデータでは直近週にやや減少し、1カ月前に高まった金融セクターの緊張が引き続き緩和しているこ
[13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の銀行向け融資は依然として高水準にあるものの、13日公表のデータでは直近週にやや減少し、1カ月前に高まった金融セクターの緊張が引き続き緩和していることが示された。
12日時点の連銀窓口貸出(ディスカウント・ウインドウ)利用額は676億ドルで、5日時点の697億ドルから減少。FRBが新設した銀行ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)の利用額は前週の790億ドルから718億ドルに減少した。
米連邦預金保険公社(FDIC)による破綻銀行対応に関連した融資は1726億ドル。前週は1746億ドルだった。
3つのプログラムを合わせた融資額は3120億ドルで、5日時点の3233億ドルから減少した。
TDセキュリティーズのアナリストは「(貸出減少は)銀行の流動性の継続的な改善と一致しており、特に金利の低下により銀行のポートフォリオの含み損が減少していると思われる」と述べた。その上で、銀行に対する圧力は今後数カ月続くと予想した。
FRBによる海外の中央銀行や金融当局への貸し出しは300億ドル。前週は400億ドルだった。
FRBのバランスシート全体の規模は8兆6640億ドルとなった。前週は8兆6820億ドルだった。
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