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概要:*14:00JST 米国株見通し:下げ渋りか、明日の銀行決算に警戒も(13時40分現在)S&P500先物 4,122.50(+3.50)ナスダック100先物 12,972.00(+19.75)米株式先
*14:00JST 米国株見通し:下げ渋りか、明日の銀行決算に警戒も
(13時40分現在)
S&P500先物 4,122.50(+3.50)
ナスダック100先物 12,972.00(+19.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物ほぼ変わらず。
長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。
12日の主要3指数は下落。
取引中盤に持ち直す場面もあったが、終盤の失速でダウは38ドル安の33646ドルと5日ぶりにマイナスへ転じた。
この日発表された消費者物価指数(CPI)は予想外に低調で金融引き締め懸念が和らぎ、買いが先行。
ただ、3月21-22日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で金融機関の経営難による経済への影響が懸念され、ハイテクや景気敏感をはじめ幅広い売りが相場を押し下げた。
本日は下げ渋りか。
国内経済の先行き不透明感が広がるなか、引き続き売りが出やすい。
今晩は生産者物価指数(PPI)が注目され、インフレ鎮静化が鮮明になりそうだ。
ただ、FRB当局者は来月の次回FOMCで利上げ継続の方針を緩めておらず、金利高を回避しても景気減速への警戒感が買いを抑制しよう。
また、明日の1-3月期企業決算では中堅行の経営破たんで金融機関の業績悪化が警戒され、買いは入りづらい地合いとみる。
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