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英企業の売上高見通し改善、インフレ懸念は2年ぶりに後退
概要：[ロンドン ４日 ロイター] - 英商工会議所（ＢＣＣ）が４日に公表した調査結果によると、国内企業は過去３カ月売上高が伸び悩んだものの、来年にかけて大半の企業が増加を見込んでいる。 ＢＣＣは、中小企業
[ロンドン ４日 ロイター] - 英商工会議所（ＢＣＣ）が４日に公表した調査結果によると、国内企業は過去３カ月売上高が伸び悩んだものの、来年にかけて大半の企業が増加を見込んでいる。
ＢＣＣは、中小企業を中心に５２００社を対象に２月１３日から３月９日に調査を行った。
今後１年の売上高の増加を予想する企業は５２％となり、２０２２年第３・四半期の４４％から上昇した。
一方、過去３カ月売上高が増加した企業は３４％にとどまり、減少した企業は２４％、ほぼ横ばいだった企業は４１％だった。
売上高の落ち込みは小売と接客業で目立ち、３８％と３２％、それぞれ減少した。
英国のインフレ率は依然として１０％を超えているが、イングランド銀行（英中央銀行）は、エネルギー価格の値下がりにより年末には４％を下回ると予測している。
ＢＣＣによると、企業のインフレに対する懸念は２年ぶりに後退し、値上げを計画している企業の割合も６０％から５５％に低下した。
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