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概要:[カラチ(パキスタン) 4日 ロイター] - パキスタン国立銀行(中央銀行)は4日、主要政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き上げて過去最高の21%とした。高インフレを抑え、外国債権者の信頼を維
[カラチ(パキスタン) 4日 ロイター] - パキスタン国立銀行(中央銀行)は4日、主要政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き上げて過去最高の21%とした。高インフレを抑え、外国債権者の信頼を維持する狙い。
ロイターが実施したエコノミスト調査では200bpの利上げが予想されていた。
パキスタンは通貨ルピーの下落やエネルギー料金引き上げ、イスラム教の断食月(ラマダン)に伴う食品価格上昇に世界的な要因も加わり、消費者物価のインフレ率が足元で年35%を超えている。
中銀は2022年1月から累計1025bpの利上げを実施してきた。
エコノミストは、中銀が景気減速の兆しを踏まえ、より大幅な利上げを控えたとの見方を示した。
ルピーは同日1ドル=287.29ルピーと、過去最安値で取引を終えた。年初からは20%余り下げている。
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