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概要:[バンコク 5日 ロイター] - タイ商務省が5日に発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.83%上昇した。伸び率はロイターがまとめた市場予想の3.30%を下回り、1年3カ月ぶりに中央銀行の
[バンコク 5日 ロイター] - タイ商務省が5日に発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.83%上昇した。伸び率はロイターがまとめた市場予想の3.30%を下回り、1年3カ月ぶりに中央銀行のインフレ目標レンジ(1─3%)内に収まった。エネルギー・食品価格の下落が背景。
コアCPIは前年比1.75%上昇。市場予想は1.82%上昇だった。
商務省は、原油価格の下落や政府の支援策、ベース効果(前年の大幅上昇の反動)によりインフレ率が第2・四半期にさらに低下すると予想している。
今年の総合インフレ率予想は1.7─2.7%とし、従来の2─3%から引き下げた。
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