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概要:米ウーバー・テクノロジーズは、トラック配車部門ウーバー・フレイトを売却または別の公開企業としてスピンオフするかどうかを検討中だ。配車サービスとフードデリバリー事業に集中するのが狙い。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
米ウーバー・テクノロジーズは、トラック配車部門ウーバー・フレイトを売却または別の公開企業としてスピンオフするかどうかを検討中だ。配車サービスとフードデリバリー事業に集中するのが狙い。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
計画は非公開だとして匿名で語った関係者によると、同社はアドバイザー候補と選択肢について協議している。
ただ近いうちに決定が下されることはなく、計画は変わる可能性もあるという。関係者の1人によれば、新規株式公開(IPO)の可能性の方が高い。ただIPOを実施するとしても、来年までは実現しないもようで、市況にも左右されると、別の関係者が語った。
ウーバーの広報担当者はうわさや臆測にはコメントしないと述べた。
ウーバーの株価は8日の米株式市場の時間外取引で一時約3%上昇。通常取引終値は0.4%安の34.01ドルで、これに基づく時価総額は680億ドル(約9兆3300億円)。
スピンオフでダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は配車サービスとフードデリバリー部門に集中できる。貨物輸送サービスを求める荷主とトラック運送業者を結び付ける事業を手掛けるウーバー・フレイトは単独で運営されており、業界全体の輸送低迷を背景に苦戦を強いられてきた。
原題:Uber Is Said to Consider Spinning Off Freight Logistics Unit (1)(抜粋)
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