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概要:[8日 ロイター] - <為替> ニューヨーク外為市場では、ドルが一時上昇し、対円で昨年12月15日以来の高値を付けるなどしたものの、その後は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がこの日の議会証
[8日 ロイター] -
<為替> ニューヨーク外為市場では、ドルが一時上昇し、対円で昨年12月15日以来の高値を付けるなどしたものの、その後は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がこの日の議会証言で目新しい発言を行わなかったことで、ほぼ横ばいとなった。
パウエル議長はこの日に下院金融サービス委員会の公聴会で行った証言で前日の上院銀行委員会での証言を踏襲し、利上げペースが加速し、最終的な金利水準が想定以上に上昇する可能性を再確認しつつも、今月21─22日の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定する利上げ幅については議論が続いており、今後入手される指標次第と強調した。
コンベラ(ワシントン)のシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は「パウエル議長のこの日の発言はドル高基調を大きく変えるものではなかった」とし、「FRBが今月の会合で決定する利上げの幅を0.50%とするか手がかりを得ようと、10日発表の雇用統計と来週発表のインフレ指数が注目されている」と述べた。
パウエル議長が前日に上院銀行委員会で行った証言で「データ全体が引き締めペースの加速を正当化すれば、利上げペースを加速させる用意がある」などと述べたことを受け、前日の取引でドルは急伸した。
フェデラルファンド(FF)金利先物は、FRBが21─22日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%ポイントの利上げを行う確率が70%であることを示す水準にある。パウエル議長の7日の証言前は約22%だった。また、FRBのターミナルレート(政策金利の最終到達点)は5.69%で、9月にこの水準に達するとの見方も示されている。
<債券> 米金融・債券市場では、短期債利回りが上昇を続けた。2年債利回りは3営業日連続で上昇する基調にある。
労働市場が引き続き逼迫していることを示す指標が発表されたほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で、利上げ幅拡大の可能性を維持したことが背景。
パウエル議長は7日の上院銀行委員会での証言に続き、この日も下院金融サービス委員会で証言。今月21─22日の連邦公開市場委員会(FOMC)でほぼ確実視されている利上げ規模について、当局者はまだ判断を下していないと述べた。
パウエル議長の発言を受けて、短期ゾーンはこの日も上昇を続けた。
一方、長期債の利回りは一段と低下した。2・10年債の利回り格差はマイナス109.2ベーシスポイント(bp)となり、1981年以来最も深く反転した。逆イールドは景気後退のサインとされる。
<株式> 米国株式市場ではS&P総合500種がわずかに反発して取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や経済指標を消化した。市場は今後の利上げの道筋を左右するとみられる10日発表の雇用統計や来週のインフレ統計に注目している。
パウエル議長は下院金融サービス委員会で行った証言で、利上げペースを加速させる用意や最終的な金利水準が想定以上に上昇する可能性に改めて言及した。ただ、今月21─22日の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定する利上げ幅については議論が続いており、今後入手される指標次第と強調した。
前日はパウエル氏が上院銀行委員会で行った証言を受け、今月のFOMCで0.50%ポイントの利上げが決定されるとの観測が高まり、主要株価指数が1%超下落した。
この日発表の経済指標では、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)の2月全米雇用報告で民間部門雇用者数が24万2000人増と市場予想の20万人増を上回り、労働市場が好調さを維持していることが示された。
労働省発表の1月の雇用動態調査(JOLTS)では、求人件数が41万件減の1080万件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1050万件だった。求人数は予想ほど減少せず、2022年12月分も上方修正された。
<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米金利、ドル指数の反転上昇を嫌気した売りに押され、小幅続落した。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はこの日、前日の上院銀行委員会に引き続き、下院金融サービス委員会で証言。21─22日開催の次回連邦公開市場委員会(FOMC)では、直近の雇用や物価に関する経済指標などを踏まえて政策を決定するとの見解を示した。一方、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)については、改めて「これまでの予想より高まる」と述べたため、ドル相場は乱高下。金利とドル指数が低下基調にあったことが金相場を支え、午前は買いが優勢な展開だった。
しかし、午後に公表された米10年物国債入札の結果を受けて、利回りが大きく上昇。これがドルの買い戻しを促し、割高感が生じた金は小安い水準に押し下げられた。
<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げ観測が再燃したことで、景気減速への懸念が強まり続落した。
パウエルFRB議長は前日、上院銀行委員会の証言で、「物価安定の責務(達成)から程遠いところにある」と述べ、インフレ高止まりに警戒感をあらわにした。また、経済指標には「金融引き締めが行き過ぎとの兆候はなく、もっとやるべきことがある」とし、利上げを継続する意向を示した。これを受け、FRBによる利上げ長期化観測が改めて台頭。利上げが長引くことで景気が減速し、エネルギー需要が減退するとの警戒感が一段と高まり、売りにさらされた。
ドル/円 NY終値 137.34/137.37
始値 137.26
高値 137.43
安値 136.49
ユーロ/ドル NY終値 1.0544/1.0548
始値 1.0537
高値 1.0573
安値 1.0530
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 95*10.00 3.8913%
前営業日終値 95*12.00 3.8880%
17時05分 96*00.50 3.9893%
10年債(指標銘柄)
前営業日終値 96*04.00 3.9750%
5年債(指標銘柄) 17時05分 98*15.00 4.3453%
前営業日終値 98*19.25 4.3150%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*05.50 5.0701%
前営業日終値 99*09.00 5.0110%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 32798.40 -58.06 -0.18
前営業日終値 32856.46
ナスダック総合 11576.00 +45.67 +0.40
前営業日終値 11530.33
S&P総合500種 3992.01 +5.64 +0.14
前営業日終値 3986.37
COMEX金 4月限 1818.6 ‐1.4
前営業日終値 1820.0
COMEX銀 5月限 2015.1 ‐4.8
前営業日終値 2019.9
北海ブレント 5月限 82.66 ‐0.63
前営業日終値 83.29
米WTI先物 4月限 76.66 ‐0.92
前営業日終値 77.58
CRB商品指数 267.0166 ‐2.5610
前営業日終値 269.5776
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