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概要:[16日 ロイター] - 複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者は16日、前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で実施したよりも大幅な利上げが必要だった可能性があるという認識を示し、インフレを望ましい
[16日 ロイター] - 複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者は16日、前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で実施したよりも大幅な利上げが必要だった可能性があるという認識を示し、インフレを望ましい水準に戻すには追加利上げが必要だと強調した。
クリーブランド地区連銀のメスター総裁は「(FRBが)非常に緩和的なスタンスから制約的なスタンスに政策を移行させるためにかなりの道のりを進んだが、まだやるべきことがあると確信している」と講演で述べた。
最近の指標は、インフレ率を目標の2%に戻すために「フェデラルファンド(FF)金利を5%以上に引き上げ、十分に制約的となるようしばらくその水準を維持する必要があるという私の考えを変えるものではない」とした。
FRBは1月31─2月1日に開いたFOMCで、これまでよりも小幅な利上げを決定。FF金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.50─4.75%とした。
しかし、その後に発表された1月米雇用統計は予想外に強い内容となり、FRB当局者が必要と見なす水準まで労働市場が減速したかどうかを巡る疑念が生じた。
今週発表された1月米消費者物価指数(CPI)も市場予想ほど伸びが鈍化せず、追加利上げの必要性を示した。
メスター氏は雇用統計やCPIの発表前から、前回の利上げが十分に積極的ではないと考えていたとし、経済の強さを踏まれば、0.5%ポイント利上げを正当化する十分な根拠もあったという認識を示した。
同氏は今年のFOMCで投票権を持っていない。
同じく投票権を持たないセントルイス地区連銀のブラード総裁もこの日、前回の会合では、より積極的な利上げを実施する根拠があったとの見解を示した。
ブラード氏は「0.50%ポイントの利上げを支持し、FOMCが十分に制約的と見なす金利水準にできるだけ早く到達すべきだと主張した」と述べた。
両氏ともFRB当局者の中でタカ派とされる。
メスター氏は講演後に記者団に対し、3月21─22日の次回会合でどの程度の利上げが必要になるかについては、まだ、言えないと述べた。
<政策見通し試すインフレ>
ブラード氏は、インフレ率が高止まりし、経済の産出が潜在力を上回る中でも「ディスインフレ」のプロセスは始まっているとし、FRBが利上げを継続すれば、経済成長が続いてもインフレ低下を「固定」できると述べた。
メスター氏は「昨夏以降、インフレが幾分鈍化したことは喜ばしいニュース」としつつも「インフレ率の水準が重要で、なお高過ぎる」と強調。1月のCPIが前月比で上昇し、基調インフレに改善が見られなかったことは、インフレが2%に戻りつつあると見る向きに対する「教訓」になるという認識を示した。
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