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概要:米労働省が発表した1月雇用統計で失業率は3.4%と、12月3.5%から上昇予想に反し低下し1969年以降54年ぶり低水準となった。 非農業部門雇用者数は前月比+51.7万人と、12月+26万人から伸び
米労働省が発表した1月雇用統計で失業率は3.4%と、12月3.5%から上昇予想に反し低下し1969年以降54年ぶり低水準となった。
非農業部門雇用者数は前月比+51.7万人と、12月+26万人から伸びが縮小予想に反し拡大し昨年7月来で最大。
季節調整が影響した。
平均時給は前月比+0.3%と、昨年9月来の伸びに鈍化。
12月分は0.3%から0.4%へ上方修正された。
前年比では+4.4%と、12月+4.6%から伸び鈍化も予想を上回った。
労働参加率は62.4%と、予想外に62.3%から上昇、昨年3月来で最高。
不完全雇用率(U6)は6.6%と、6.5%から上昇した。
予想外に好調な結果を受けて景気後退懸念が後退。
FRBの利上げが長期化するとの思惑が再燃し米国債相場は反落。
10年債利回りは3.38%から3.5%まで上昇。
ダウ先物は200ドル安、ドル買いが強まった。
ドル・円は128円40銭から130円20銭まで急伸。
ユーロ・ドルは1.0940ドルから1.0827ドルへ下落した。
【経済指標】・米・1月非農業部門雇用者数:+51.7万人(予想:+18.8万人、12月:+26万人←+22.3万人)・米・1月平均時給:前年比+4.4%(予想:+4.3%、12月:+4.6%)・米・1月失業率:3.4%(予想:3.6%、12月:3.5%)
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