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概要:来週の外為市場でドル/円は上値の重い展開を想定する声が出ている。日銀が政策を据え置いた1月会合後に進んだ円安はその日のうちに帳消しとなり、追加的な政策修正の思惑の強さを印象付けた。米国は連邦公開市場委員会(FOMC)を前に目立った手がかりがなく、円が主導する展開となりやすい。
1月20日、来週の外為市場でドル/円は上値の重い展開を想定する声が出ている。写真はユーロ、香港ドル、米ドル、円、英ポンド、中国元の紙幣。北京市内で2016年1月撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
[東京 20日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は上値の重い展開を想定する声が出ている。日銀が政策を据え置いた1月会合後に進んだ円安はその日のうちに帳消しとなり、追加的な政策修正の思惑の強さを印象付けた。米国は連邦公開市場委員会(FOMC)を前に目立った手がかりがなく、円が主導する展開となりやすい。
予想レンジはドル/円が126━131円、ユーロ/ドルが1.07―1.09ドル。専門家の見解は以下の通り。
<日本総研 副主任研究員 松田健太郎氏>
日銀政策変更の思惑は引き続き高まりやすい状況で、ドル/円は上値の重い展開が続くとみている。ただ、総裁人事の提示を控えて積極的な下値攻めは現段階で見込みにくいうえ、市場は米利上げ見通しをやや楽観的に織り込んでいるため、ドルが下落しづらい面もある。直近安値127円前半が目先の下値抵抗線となるだろう。
<バークレイズ証券 チーフ為替ストラテジスト 門田真一郎氏>
次回3月の日銀会合に向けて、市場の政策修正期待はまったく消えていない。円高予想の参加者は依然多いが、ドル/円の売りポジションを維持すると金利コストが発生するのでいったん手じまった、というのがここまでの動きだろう。ドル/円は上値の重い展開が続く。日銀の12月会合の議事要旨、1月会合の主な意見などに追加政策修正を示唆する内容があれば、円高に振れる可能性がある。
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