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概要:終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロや他の主要通貨に対し7カ月ぶりの安値付近で推移し、レンジ内の動きとなった。今週発表されるインフレ統計待ちとなった。
[ニューヨーク 10日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロや他の主要通貨に対し7カ月ぶりの安値付近で推移し、レンジ内の動きとなった。今週発表されるインフレ統計待ちとなった。
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロや他の主要通貨に対し7カ月ぶりの安値付近で推移し、レンジ内の動きとなった。
ユーロ/ドルは0.1%高の1.07415ドルと前日に付けた7カ月ぶりの高値である1.07605ドルをやや下回る水準で推移。ポンド/ドルは0.18%安の1.21585ドルと前日に付けた3週間ぶりの高値をわずかに下回った。
米連邦準備理事会(FRB)による2022年の積極利上げの影響が見え始めていることから、FRBのターミナルレート(政策金利の最終到達点)が5%を上回るとの見方が疑問視され、ドルは下落傾向にある。
先週発表された12月の米雇用統計では雇用者数が堅調に増加したものの賃金の伸びは鈍化。またサービス業の活動が弱まっていることも示された。
こうした中、12日には米消費者物価指数(CPI)が発表される。1月31日─2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)前の重要な経済指標として注目されている。
ANZリサーチのアナリストは「債券市場が米CPIを重視していることを考慮すると、CPI発表を控え外為市場が足踏みしていることはそれほど驚きではない」と述べた。
市場ではフェデラル・ファンド(FF)金利が6月までに5%弱でピークを付け、その後年内に低下し始めるとの見方が織り込まれている。
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁とサンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は前日、金利が一段と上昇し、高い水準にとどまると述べた。
パウエルFRB議長はスウェーデン中銀主催のイベントで利上げに関する発言を避けた。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替戦略グローバル責任者、ウィン・ティン氏は「よりタカ派的なFRBのシナリオが現れるまで、ドルは引き続き圧力にさらされる可能性が高い」とした上で、現行のドル安は行き過ぎとの見解も示した。
ドル指数は0.039%高の103.21。一時0.7%安と、前日に付けた7カ月ぶりの安値102.93に接近した。
世界銀行は10日公表した最新の世界経済見通しで、2023年の世界実質国内総生産(GDP)成長率予測を1.7%に下方修正した。中央銀行の利上げの影響が拡大することや、ロシアのウクライナでの戦闘や経済大国の低迷を背景に多くの国が景気後退に陥る可能性があるとの見方を示した。
一方、ゴールドマン・サックスは10日、天然ガス価格の下落と中国の国境再開により、ユーロ圏の経済成長率予想を昨年11月時のマイナス0.1%からプラス0.6%に引き上げた。
中国動向に敏感な豪ドル/米ドルは0.3%安の0.6893米ドル。前日には4カ月超ぶりの高値となる0.6950米ドルを付けていた。
オフショア人民元は1ドル=6.7861元で推移。序盤には5カ月ぶりの高値となる6.7590元を付けた。
ドル/円は0.22%高の132.175円だった。
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