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概要:三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長はロイターとのインタビューで、同社のアジア戦略は第2段階にあるとし、これまで築いた拠点をさらなる買収や出資で面に変え、4―5年かけて成長を取り込む考えを示した。
三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長はロイターとのインタビューで、同社のアジア戦略は第2段階にあるとし、これまで築いた拠点をさらなる買収や出資で面に変え、4―5年かけて成長を取り込む考えを示した。写真は2020年5月、東京で撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)
[東京 23日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長はロイターとのインタビューで、同社のアジア戦略は第2段階にあるとし、これまで築いた拠点をさらなる買収や出資で面に変え、4―5年かけて成長を取り込む考えを示した。
同行はITやアセットマネジメントと並び、アジアを投資領域と位置付けている。アジアの成長市場に商業銀行の拠点を設けることを第1ステージとし、買収や出資を通じてすでにタイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムに進出している。
第2ステージについては「われわれにとってまだホワイトなスペース(空白)があれば、そこは買収などをして埋めていく」と述べ、消費者向けサービスやITを中心に買収や出資などを検討する考えを示した。「花開いてくるのがこれから4、5年」とした。
すでに11月、個人向けローン事業を展開するオランダのホームクレジット社から、フィリピンとインドネシアの現地法人を買収すると発表した。亀澤社長は「商業銀行のネットワークだけだと、全部の成長は取り込めない。そういう意味でひとつのピースとしては、デジタル」と買収理由を説明。「アジアは成長する要素がたくさんある。点じゃなくて、線、面にして押さえ、成長をどんどん取り込みたい」と述べた。
買収後にグループへ統合していく作業を東京から行うのは難しく、タイのアユタヤ銀行など現地行の力は非常に大きいという。
一方、米国では今月、米地銀MUFGユニオンバンク全株式のUSバンコープへの売却を完了した。ただ、米州事業の約7割がMUFG内に残っており「残っている機能にリソースを増やしていきたい」と述べ、ホールセール事業に注力していく考えを示した。(清水律子、山崎牧子 編集:久保信博)
*インタビューは12月16日に実施しました。
(清水律子、山崎牧子 編集:久保信博)
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