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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比120円15銭高の2万6507円87銭と、6営業日ぶりに反発して取引を終えた。前日の米国株市場で主要3指数が上昇した流れを引き継いだほか、日経平均は前日まで5営業日連続で下落していた反動で、自律反発狙いの買いが入った。ただ上昇一巡後は、日銀の金融政策正常化の思惑で積極的な買いは入らず、伸び悩んだ。
12月22日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比120円15銭高の2万6507円87銭と、6営業日ぶりに反発して取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比120円15銭高の2万6507円87銭と、6営業日ぶりに反発して取引を終えた。前日の米国株市場で主要3指数が上昇した流れを引き継いだほか、日経平均は前日まで5営業日連続で下落していた反動で、自律反発狙いの買いが入った。ただ上昇一巡後は、日銀の金融政策正常化の思惑で積極的な買いは入らず、伸び悩んだ。
日経平均は前日比で160円程高く始まったが、買い一巡後は上げ幅を縮小し、小幅な伸びにとどまった。市場では「きょうは自律反発狙いの買いを試す一日になるだろう」(国内証券のストラテジスト)との指摘が聞かれた。後場に入ってからも小幅な値動きは続き、方向感のない展開となった。日銀のさらなる金融政策修正への警戒感から、「投資家は様子見姿勢なのではないか」(国内証券のストラテジスト)との指摘が出ていた。
物色動向としては、前日まで急騰していた保険株がさえなかったほか、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が売られ、相場の重しとなった。一方、円高進行の過度な警戒感が和らぎ、前日まで軟調だった自動車など輸出関連銘柄の一角に買いが入ったほか、大手不動産も堅調だった。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは、「きょうは、この2日間金融株が買われすぎた反動が明らかに出ている」と指摘。自動車関連に関しては「業績自体は安定している企業が多いので、(昨日は)冷静さを欠いた売られ方だった」との見方を示した。
大幅安の反動できょうは買い戻しが入ったものの、目先は株価の戻りは鈍いとの指摘も聞かれた。マーケット参加者の最大の関心は米金融政策動向で、「引き締め長期化による世界景気後退懸念がくすぶる中では、日経平均は回復しても2万7000円台でとどまるのではないか」(別の国内証券・ストラテジスト)という。 TOPIXは0.78%高の1908ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆5626億3300万円と、薄商いだった。東証プライム市場指数は前営業日比0.78%高の981.83ポイントだった。東証33業種では、値上がりは不動産業、海運業、鉱業など32業種。保険業は値下がりした。 個別では、トヨタ自動車や三井不動産が堅調だった。一方、東京エレクトロン、アドバンテストは軟調で、相場の重しとなった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1431銘柄(77%)に対し、値下がりが337銘柄(18%)、変わらずが70銘柄(3%)だった。
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