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概要:[ウェリントン 21日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)と豪調査会社ロイ・モーガンが21日公表した12月のニュージーランド(NZ)消費者信頼感指数は73.8と、2004年
[ウェリントン 21日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)と豪調査会社ロイ・モーガンが21日公表した12月のニュージーランド(NZ)消費者信頼感指数は73.8と、2004年の調査開始以来最低に落ち込んだ。生活コストの急上昇が響いた。
11月の80.7から急低下した。同指数は100が楽観と悲観の分岐点。
NZ経済が従来予想よりも深刻な景気後退に向かっている可能性があるとの指摘が出ている。
ウエストパック銀行とマクダーモット・ミラーが19日発表した第4・四半期のニュージーランド消費者信頼感指数も75.6と、前期の87.6から急低下し、1988年の統計開始以来最も低くなった。ANZの企業信頼感も過去最低を記録している。
バンク・オブ・ニュージーランドのシニアエコノミスト、ダグ・スティール氏は「国内経済に暗いムードが広がっていることは間違いない。一部の予想よりも深刻な景気後退が待ち構えてことを示唆している。金利の急上昇が間違いなくその一端だ」と述べた。
NZの中央銀行は積極的な金融引き締めを実施しており、政策金利は2021年10月時点の水準を400ベーシスポイント(bp)上回っている。中銀と財務省はNZが来年第2・四半期に軽度の景気後退に突入すると予想している。
ウエストパックのシニアエコノミスト、サティシュ・ランチホッド氏は、企業信頼感と消費者信頼感の双方が冷え込んでおり、景気後退の見通しが強まっていると指摘。
「深刻な景気後退にはならないとみられるが、今後18カ月にわたって需要低迷が長期化する見通しだ。失業も増えるだろう」と述べた。インフレ抑制には景気減速が必要だが、企業信頼感調査ではコスト圧力緩和の兆しは見られないという。
ANZのシニアエコノミスト、マイルズ・ワークマン氏は「生活コストの急上昇が重荷になっているが、NZ準備銀行(中央銀行)がインフレ抑制に成功すると想定すれば、消費者を悲観に駆り立てている生活コストは時間の経過とともに下落するだろう」とコメントした。
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