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エリクソン、利益率は目標レンジ下限見込む コスト削減継続
概要：[ロンドン／ストックホルム １５日 ロイター] - スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンは１５日、利払い・税・無形固定資産償却前利益（ＥＢＩＴＡ）率が２０２４年までに、長期目標（１５─１８％）の
[ロンドン／ストックホルム １５日 ロイター] - スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンは１５日、利払い・税・無形固定資産償却前利益（ＥＢＩＴＡ）率が２０２４年までに、長期目標（１５─１８％）の下限に達するとの見通しを示した。収益性の高い市場の一部に減速の兆しが見られるとしている。
高速通信規格「５Ｇ」の無線機器市場は今後３年間で年間１１％成長すると見込んでいるが、市場全体は横ばいになると予想する。
ボリエ・エクホルム最高経営責任者（ＣＥＯ）は投資家向けイベントで、北米など一部顧客は設備投資を削減していると述べた。
米国など一部市場が減速する中、インドなど新たな市場が需要低下の穴埋めをすることを望んでいる。
同社は２０２３年末までに９０億クラウン（８億８０００万ドル）のコスト削減を目指している。イベントに登壇したカール・メランダー最高財務責任者（ＣＦＯ）は、社内プロセスの自動化とデジタル化により「厳格な方法でコスト削減に取り組んでいる」と説明した。
２４年までに売上高に対するフリーキャッシュフローの比率を９─ １２％にするという目標達成に向け、不動産やＩＴなどの分野でコストを削減したと述べた。
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