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概要:S&Pグローバル/CIPSが16日発表した12月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.0で、前月の48.2から上昇した。
S&Pグローバル/CIPSが16日発表した12月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.0で、前月の48.2から上昇した。ロンドン金融街、2016年撮影。(2022年 ロイター/Hannah McKay)
[ロンドン 16日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが16日発表した12月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.0で、前月の48.2から上昇した。
ロイターがまとめた市場予想は48.0だった。投入コストと販売価格の上昇率は2021年半ば以来の低水準だった。
サービス業は改善したが、製造業は低迷し、20年10月以来初めて人員を削減した。
S&Pグローバルのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「英国が景気後退入りしている可能性が高まった。第4・四半期の国内総生産(GDP)は0.3%減となる見通しだ。第3・四半期は0.2%減だった」と述べた。
サービス業PMIは50.0で、前月の48.8から上昇。
製造業PMIは44.7で、前月の46.5から低下し、20年5月以来の低水準となった。
同氏は「企業が人員削減などで万が一に備えていることは驚きではない。不況は今後も続くだけでなく、再び加速する可能性がある。特に12月の追加利上げを踏まえるとそう言える」と述べた。
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