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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円58銭高の2万7901円01銭と、3営業日ぶりに反発して取引を終えた。前日の米株高を好感した堅調な展開で、特に半導体関連株などハイテク銘柄に買い戻しが入り相場を押し上げた。ただ、週末であることに加えて米国の重要イベントを控え、次第に様子見姿勢も強まった。
12月9日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円58銭高の2万7901円01銭と、3営業日ぶりに反発して取引を終えた。
[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円58銭高の2万7901円01銭と、3営業日ぶりに反発して取引を終えた。前日の米株高を好感した堅調な展開で、特に半導体関連株などハイテク銘柄に買い戻しが入り相場を押し上げた。ただ、週末であることに加えて米国の重要イベントを控え、次第に様子見姿勢も強まった。
日経平均は小高くスタートした後、徐々に上げ幅を拡大し、一時は前営業日比約370円高の2万7952円80銭と1週間ぶりの高値まで上昇した。値がさ株やハイテク銘柄が買われたほか、個別材料を手掛かりにした物色も活発だった。
日経平均は堅調だった一方で、2万7900円台では上値の重さも意識された。市場では「相場の地合いが好転したとみるのは時期尚早」(国内証券・ストラテジスト)との声もあり、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米消費者物価指数(CPI)の内容を確認するまでは新規の買いが入りづらいという。「日経平均は引き続きレンジ相場が続きやすい」(同)とみられている。
FOMCでは、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見で利下げへの言及があるかが注目される。同議長はインフレ抑制のため「しばらくの間、制限的な水準で政策を維持する必要がある」としているが、「この見方を維持するのか、あるいは利下げに関する発言をするのか確認したい」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)という。
TOPIXは1.03%高の1961.56ポイントで終了。東証プライム市場の売買代金は2兆9321億3000万円だった。東証プライム市場指数は1.03%高の1009.38ポイント。東証33業種では、精密機器、電気・ガス業、電気機器など29業種が値上がり、鉱業、空運業、石油・石炭製品など4業種は値下がりした。
個別では、東京エレクトロンが2.9%高、アドバンテストが5.7%高となり、この2銘柄で日経平均を80円ほど押し上げた。
東芝は反発し4%高。再建策で優先交渉権を得ている日本産業パートナーズ(JIP)が非公開化に必要な融資の確保に向けて前進していることが分かったとロイターが8日に報じ、手掛かりになった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1387銘柄(75%)に対し、値下がりが372銘柄(20%)、変わらずが77銘柄(4%)だった。
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