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概要:来週の外為市場でドルは、上値の重い展開となりそうだ。年内最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が、市場のインフレ減速見通しや景気後退懸念を払しょくできなければ、テクニカル的には130円付近への下げも視野に入る。米国金利の動向が引き続き鍵となりそうだ。
12月9日、来週の外為市場でドルは、上値の重い展開となりそうだ。写真は米ドル紙幣と円紙幣。2017年6月に撮影(2022年 ロイター/Thomas White)
[東京 9日 ロイター] - 来週の外為市場でドルは、上値の重い展開となりそうだ。年内最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が、市場のインフレ減速見通しや景気後退懸念を払しょくできなければ、テクニカル的には130円付近への下げも視野に入る。米国金利の動向が引き続き鍵となりそうだ。
予想レンジはドル/円が132―138円、ユーロ/ドルが1.04―1.07ドル。
<みずほリサーチ&テクノロジーズ 市場調査チーム主任エコノミスト 坂本明日香氏>
焦点は米連邦公開市場委員会(FOMC)のドットチャートと、米金利市場の反応だとみている。ターミナルレート(利上げの最終到達点)見通しが5%を超えたとしても、急速な引き締めによる景気減速に対する警戒感も強まり始めている。米金利の上昇が限られれば、ドル高も一時的なものにとどまるだろう。金利が低下へ向かえば、ドルは132円台付近まで下落する可能性もある。
<トレイダーズ証券 市場部長 井口喜雄氏>
11月米消費者物価指数(CPI)の事前予想はプラス7.3%。予想通りでもインフレはピークアウトしつつあるとの判断に傾きやすく、ドルは目先、下振れリスクがある。一方、米紙報道によればFOMCはターミナルレート(利上げの最終到達点)の上振れを示唆する可能性がある。その通りであれば、ドルは週後半にかけて反発へ転じるだろう。
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