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概要:[ニューヨーク 1日 ロイター] - 新規株式公開(IPO)は市場の乱高下や中国当局による新規上場に対する規制などで停滞しているが、潜在的な需要が高まっており2023年はIPOブームが生じる可能性があ
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 新規株式公開(IPO)は市場の乱高下や中国当局による新規上場に対する規制などで停滞しているが、潜在的な需要が高まっており2023年はIPOブームが生じる可能性がある。業界幹部がロイターネクスト会合で述べた。
モルガン・スタンレーのジェームス・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は1日、「引き受け案件は事実上ゼロであり、引き受け事業で収益を上げることはできない」と述べた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)のリン・マーチン社長は、今年のIPOによる資金調達額は前年比約93%減少したと明らかにした。
11月30日のインタビューで、かなりの規模のIPO計画が存在すると指摘した上で、実現していないのは市場のボラティリティーが高いからと説明した。
ナスダックのアデナ・フリードマン最高経営責任者(CEO)は30日、ナスダック市場への上場を待っている企業が約200社あると述べた。
金利がどこまで上昇するかを投資家が見極めようとしているため、IPO市場は「ほぼ休止状態」という。しかし「23年後半は企業にとってチャンスになることを期待している。前半は静かだろう」と語った。
香港取引所の史美倫(ローラ・チャー)会長は30日、同取引所へのIPOを準備している企業は100社程度に上るとし、多くは上場時の時価総額が高くなるよう市場の地合いが改善するのを待っていると述べた。
「IPO市場が来年、急速に活発化すると確信している」と語った。
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