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ウクライナ穀物輸出合意、延長を「慎重ながらも楽観視」＝国連筋
概要：[１６日 ロイター] - 国連関係筋は１６日、１９日に期限切れとなる黒海経由のウクライナ穀物輸出合意の延長に向けた前向きな動きがあり、「慎重ながらも楽観視」していると明らかにした。
国連関係筋は１６日、１９日に期限切れとなる黒海経由のウクライナ穀物輸出合意の延長に向けた前向きな動きがあり、「慎重ながらも楽観視」していると明らかにした。写真はチョルノモルスクを出港したパナマ船籍の船舶。９月１７日撮影（２０２２年 ロイター/Serhii Smolientsev）
[１６日 ロイター] - 国連関係筋は１６日、１９日に期限切れとなる黒海経由のウクライナ穀物輸出合意の延長に向けた前向きな動きがあり、「慎重ながらも楽観視」していると明らかにした。
「継続するかどうかは明らかに当事者次第だが、われわれが目にしている兆候は全て前向きなものだ」と語った。合意は当事者の反対が出なければ延長される。
ロシアは自国産穀物および肥料の輸出障壁について不満を募らせており、これまで当事者間で協議が続けられてきた。
同筋によると、問題の一つは金融取引で、当事者はロシア農業銀行が欧米の制裁下に置かれながらも金融取引や決済を行えるようにする現実的な方法を探ってきた。外国送金の中継役であるコルレス銀行を活用した対応を検討しているという。
ロイターは今月、ロシアが自国産穀物輸出の障壁を取り除くため、西側諸国にロシア農業銀行への制限緩和を求めていると報じていた。
国連の報道官は１５日、グテレス事務総長が２０カ国・地域首脳会議（Ｇ２０サミット）に合わせてロシアのラブロフ外相と会談し、黒海経由の穀物輸出取引について「非常に率直でオープンな議論」を行ったと述べた。
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