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概要:[クアラルンプール 3日 ロイター] - マレーシア国立銀行(中央銀行)は3日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.75%とした。4会合連続の利上げとなった。景気の力強い回復が継続すると
[クアラルンプール 3日 ロイター] - マレーシア国立銀行(中央銀行)は3日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.75%とした。4会合連続の利上げとなった。景気の力強い回復が継続すると見込まれる中、インフレ抑制姿勢を改めて示した。
ロイター調査ではエコノミスト27人中25人が25bpの利上げを予想していた。
中銀は5月以降、政策金利を計100bp引き上げている。
声明で3日の利上げは「過剰需要が物価圧力にもたらすリスクに先制的に対応」する意図があると説明。2023年のインフレ見通しのリスクバランスは上振れに傾いており、国内の補助金政策や国際商品価格の動向に引き続き影響を受けるとの認識を示した。
総合インフレ率は第3・四半期にピークを打ったとみられるものの、来年にかけて高止まりすると予想。
中銀の政策にあらかじめ決まった道筋はなく、いかなる金利調節も変化する状況やそれが成長およびインフレ見通しに与え得る影響に左右されるとした。
マレーシア経済は新型コロナウイルス禍から力強く回復し、第2・四半期に8.9%の高成長を記録。中銀は、最新の指標は第3・四半期の成長加速を示していると指摘する一方で、世界成長減速を受けて外需は鈍化するとの見方を示した。
先月、政府は22年の成長率予想を6.5─7%に引き上げたが、23年は4─5%に減速すると予想した。
高インフレが続き、9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比で4.5%となった。政府は今年のインフレ率の平均が3.3%になると予想している。
通貨リンギは中銀の発表直前に対ドルで24年ぶり安値を付けた。年初から14%近く下落している。
米金融引き締め、世界経済減速、今月の総選挙を巡る政局リスクがリンギを一段と圧迫する可能性がある。
キャピタル・エコノミクスは、成長減速やコモディティー高の一服、FRBの引き締め終了観測から、インフレとリンギ安という中銀の「2つの主な懸念」は来年には和らぐとの見方を示した。
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