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ブラジル中銀、2会合連続で据え置き 政策金利13.75％
概要：［ブラジリア ２６日 ロイター］ - ブラジル中央銀行は２６日の金融政策委員会（ＣＯＰＯＭ）で、政策金利を１３．７５％に据え置くことを決定した。据え置きは２会合連続で、市場予想通り。 ロイター調査で
［ブラジリア ２６日 ロイター］ - ブラジル中央銀行は２６日の金融政策委員会（ＣＯＰＯＭ）で、政策金利を１３．７５％に据え置くことを決定した。据え置きは２会合連続で、市場予想通り。
ロイター調査では、調査対象のエコノミスト３４人が全員据え置きを予想していた。
中銀は２０２１年３月時点で過去最低の２％だった政策金利を今年８月まで１２回連続で引き上げた。その後の９月会合では金利を据え置いた。エコノミストは中銀がいつ利下げを開始するかを見極めようとしている。
中銀は、インフレ率を「目標水準近辺」に戻すため、政策金利を「かなり長期間」現行水準で維持する方針を改めて示した。９月以降の各種指標では、国内経済の「より緩やかな」成長が示されているが、消費者物価は高止まりしていると説明した。
今年のインフレ率予想は５．８％に据え置いたが、２３年は４．８％とし、先月時点の予想値（４．６％）から引き上げた。中銀目標値は３．２５％。
２４年も２．８％から２．９％に上方修正した。目標値は３％。
バンコ・インターのチーフエコノミスト、ラファエラ・ビクトリア氏は、最近のインフレ動向を踏まえると当局は必要に応じて利上げを再開する可能性があると述べた。
中銀はインフレ上振れ要因として財政支出を挙げているが、今後の財政方針は２９日の大統領選後に明確になる見通し。
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