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概要:米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(10/15)は前週比1.2万件減の21.4万件と、前回22.6万件から増加予想に反し減少し9月中旬来で最小となった。 労働市場が依然ひっ迫している新たな証
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(10/15)は前週比1.2万件減の21.4万件と、前回22.6万件から増加予想に反し減少し9月中旬来で最小となった。
労働市場が依然ひっ迫している新たな証拠となり、FRBの大幅利上げ継続計画を支援する内容となった。
2023年度の投票権を有するフィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、政策金利であるFF金利誘導目標が年末までに4%を十分上回る水準まで引き上げられると、想定。
政策変更にはインフレ率の持続的な低下が条件になるとした。
また、現在のところインフレの抑制ペースに失望しており、23年のインフレは4%ぐらいにしか下がらないだろう、と述べた。
23年には利上げを終了し、その水準を維持すべきとの考え。
ただ、利上げ打ち止め後も、FRBは追加引き締めが可能だと加えた。
同じく、投票権を常に保持する理事のクック氏も、インフレは依然頑固で、容認できない程高いと言及し、利上げ継続が必要となる可能性が強いと述べた。
短期金融市場では、2023年にFF金利が5%台に乗ることを織り込み始めた。
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