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米商務省、ロシア・ウラル航空の輸出特権停止命令
概要：[ワシントン １７日 ロイター] - 米商務省は１７日、継続的な輸出違反があったとして、ロシアの航空会社・ウラル航空に対する輸出特権を停止する命令を出したと発表した。
米商務省は１７日、継続的な輸出違反があったとして、ロシアの航空会社・ウラル航空に対する輸出特権を停止する命令を出したと発表した。モスクワ州のジュコーフスキー空港で２０１９年８月撮影（２０２２年 ロイター/Maxim Shemetov）
[ワシントン １７日 ロイター] - 米商務省は１７日、継続的な輸出違反があったとして、ロシアの航空会社・ウラル航空に対する輸出特権を停止する命令を出したと発表した。
この命令は、ウラル航空が米国の輸出規制の対象となる取引に参加する権利を抹消するという内容。バイデン米政権はロシアのウクライナ侵攻を受け、同国航空会社に対する取り締まりを強化し、予備部品や給油などのサービスへのアクセス拒否に動いている。
同省は、ウラル航空が現在もロシアの国内便やモスクワからキルギスのビシケクとオシュ、タジキスタンのクリャブ行き国際便の広告活動を行っているとした。
アクセルロッド輸出規制担当次官補によると、同省はこれまでにロシアとベラルーシの主要航空会社に対して１０件の命令を出している。
同次官補は「きょうの措置は米国の包括的な輸出規制を回避しようとすることの危険性と結果を浮き彫りにし、ロシア航空部門にさらなる打撃を与えるものだ」と指摘。「米国の法的権限は実質的かつ広範囲で、米法への違反が判明した当事者による国際商取引へのアクセスに有意義な影響を及ぼす」と語った。
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