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概要:NY外為市場でドル・円は138円台後半でドルの底堅い展開となった。 米8月ADP雇用統計の予想を下回った結果を受けたドル売りや対ユーロでのドル売りが優勢となったが、連邦準備制度理事会(FRB)の根強い
NY外為市場でドル・円は138円台後半でドルの底堅い展開となった。
米8月ADP雇用統計の予想を下回った結果を受けたドル売りや対ユーロでのドル売りが優勢となったが、連邦準備制度理事会(FRB)の根強い利上げ観測を受けたドル買いが下値を支えた。
2022年のFOMC投票権を有するクリーブランド連銀のメスター総裁は「インフレ対処を巡る早急な勝利宣言は間違い」とし、インフレとの闘いは長引くとの見方から、利上げを継続すべきとの考えを示した。
また、来年利下げを予想しておらず、来年には政策金利のFF金利誘導目標を4%以上に引上げ、インフレを抑制するためにその水準で維持すべきとの考え。
ドル・円は138円45銭へ下落後、138円69銭まで再びじり高推移。
ユーロ・ドルは1.0060−65ドルで高止まり。
ポンド・ドルは1.1635−40ドルで戻りが鈍い。
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