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伊ウニクレディト、ＥＣＢが10億ユーロの自社株買い承認
概要：[ミラノ ３１日 ロイター] - イタリアの銀行大手ウニクレディトは３１日、最大１０億ユーロ（１０億ドル）の自社株買いについて、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の承認を得たと明らかにした。
イタリアの銀行大手ウニクレディトは３１日、最大１０億ユーロ（１０億ドル）の自社株買いについて、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の承認を得たと明らかにした。
[ミラノ ３１日 ロイター] - イタリアの銀行大手ウニクレディトは３１日、最大１０億ユーロ（１０億ドル）の自社株買いについて、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の承認を得たと明らかにした。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、同行のロシア関連事業の大規模エクスポージャーが株主還元計画に影響を及ぼすとの懸念が浮上していた。同行は３月、中核資本比率が１３％を上回っていれば自社株買いを計画通り実施するとしていた。
これまでに、第１弾となる１５億８０００万ユーロ規模の自社株買いを実施。７月には第２弾の承認をＥＣＢに求めていた。
同行によると、ＥＣＢはより慎重な仮定とマクロ経済状況の悪化シナリオに基づき同行の自己資本予測を分析。その結果、今回の自社株買いを承認した。
ベレンベルクのアナリストは「ロシアのエクスポージャーに起因するリスクと現在のマクロ経済の不確実性やリスクを考慮すると、今回の自社株買い承認はウニクレディトへの信任票だ」との見方を示した。
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